サンマリノMotoGPで発表、ランボルギーニ「Huracán STO」にインスパイアされたドゥカティの630台限定バイク
2022年9月2日、ミサノ・アドリアーティコ/サンターガタ・ボロニェーゼ – スーパースポーツカー「Huracán STO」にインスピレーションを得た新しいドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニが、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催中のサンマリノグランプリで一般公開されました。このバイクは、メイド・イン・イタリーのアンバサダーである両ブランドのコラボレーションプロジェクト第2弾として、2020年にシアンからインスピレーションを得た「ドゥカティ・ディアベル1260 ランボルギーニ」を誕生させたものである。
生産された最も魅力的なドゥカティ・ストリートファイターV4は、イタリアの「モーターバレー」の歴史を刻んできた卓越した2つのブランド、ドゥカティとランボルギーニが共有するスタイル、スポーツ性、独占性という価値を完全に体現するモーターサイクルで、このプロジェクトによってコラボレーションが新たに拡大されました。その結果、テクノロジー、パフォーマンス、美しさが融合し、一目見ただけで、エンスージアストに深いインスピレーションを与えるものとなりました。
パニガーレV4 S 2023の技術的基盤によく知られた「ファイト・フォーミュラ」を適用し、ランボルギーニならではの要素やスタイリングを融合することで、ドゥカティはその製品群の中で特別な全く新しいモデルを作り上げた。このバイクは、630台の限定生産で、ランボルギーニ・ウラカンSTOの誕生につながったコンセプトをドゥカティ流に再解釈し、グリーンとオレンジの専用カラーリングを含むランボルギーニのDNAを代表する技術とスタイリングの要素を統合しています。
ドゥカティ・スタイル・センターは、ランボルギーニのチェントロ・スティーレと共同で、この特別なバイクの上部構造を再設計し、Huracán STOからインスピレーションを得ました。リアにはチタン製のクランプナットで強化された特製鍛造ホイール、フロントフェンダーはHuracán STOの「コファンゴ」に組み込まれたエアダクトからインスピレーションを受けたデザイン、トゥキャップ、ラジエーターカバー、ウィング、タンクカバー、テールはすべてサンタガタ・ボロネーゼのスーパースポーツカーに使われているのと同じカーボンファイバーを使用したものとなっています。
カラーリングには、STOのロゴとランボルギーニの創業年を意味する「63」の数字があしらわれている。この数字を10倍すると、ドゥカティが生産する630台となり、それぞれに鑑定書が添付される。カラーは、Huracán STOと全く同じ、”Verde Citrea”（グリーン）をベースに、”Arancio Dac”（オレンジ）のコントラストパーツが使用されています。モデル名とプログレッシブナンバーは、中央のタンクカバーに挿入されたメタルプレートと、イグニッションキーに挿入されたアルミニウムに表示されています。
また、タンクカバー、トゥキャップ、テールピースには、グリルエクストラクターとエアインテークがあり、Huracán STOのリアブレーキの冷却ダクト、同車のフロントフェンダーの通気口、フードの取り出し口を明確に再現しています。また、バイクのシートは、Huracán STOのシート仕上げからインスピレーションを受け、上部構造にマッチしたアクセントが施されています。ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニの心臓部には、ドゥカティMotoGP™やスーパーバイクのモデルと同様に、ドライクラッチを備えた出力208psの1103ccのDesmosedici Stradaleエンジンが搭載されています。
ドゥカティは、630台のドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニに加え、ランボルギーニの63台の顧客に限定した、さらに特別なシリーズを提供します。彼らは、ドゥカティ・スタイルセンターの協力のもと、ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニのカラーリングとリムを自分の車と同じ色にカスタマイズしてユニークな例を作り、ドゥカティのスペシャリー・クライアントプログラムを通じてマシンを完成させることが可能です。さらに、ブレーキキャリパーの色やシートディテールを、標準カラースキームに加え、Huracán STOのパレットに含まれるイエロー、レッド、ブラック、カリフォルニアオレンジから選択することが可能になる。
さらに、ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニのオーナーには、ヘルメット、ジャケット、限定バイクレザーを、ドゥカティバイクの仕様に合わせたカラーリングでご用意しています。
Automobili Lamborghini S.p.A.