SC63 LMDhチャレンジャーは先週、スペインのアルメリア・サーキットで3日間のテストを行い、見事合格した。
ランボルギーニ・スクアドラ・コルセとアイアンリンクスは、信頼性テストと手続きテストを行い、性能よりもロングランに集中した。そうすることで、2024年にカタールで開催されるFIA世界耐久選手権で競技デビューを飾る、唯一無二の車両のプロトタイプについて、より多くのことがわかった。
スペインでのテスト期間中、ファクトリードライバーのアンドレア・カルダレッリとロマン・グロージャンはSC63を共有した。
SC63のステアリングを初めて握ったグロージャンは、「とても濃密な3日間だった。クルマは最初の周回からとてもいいことがわかったし、次のテストでさらに多くの距離を走るのが待ちきれないよ」とコメントした。
次のテストは来週中にヨーロッパで行われ、その後、アイアンリンクスのテストチームがマシンをアメリカに運び、北米のサーキットで一連のテストを行い、IMSAによるホモロゲーション・プロセスを継続する。
Automobili Lamborghini S.p.A.